高いヒールを履いている綺麗な女性

大衆娯楽映画に泡姫が出ていた時代

ブロンドヘアの女性

ソープランドと言えば、現在40代以上の方々にとっては、トルコ風呂という名称で親しまれた時代があったことを覚えていると思います。1975年に公開され大衆人気を誇った映画“トラック野郎”の劇中では、菅原分太演じる主人公が宿代わりに帰郷していたのがトルコ風呂であったり、1976年公開の同シリーズでは、トラック野郎仲間の隣の家に住む大家族の子供たちを連れ立ってトルコ風呂に入店し、泡姫たちに身体を洗ってもらうシーンなどがあり、正月のドル箱映画でこのようなシーンが挿入されるなんて、コンプラなどない時代の空気を感じさせ、いかにトルコ風呂が世の中に浸透していたかを物語ります。
さて、そんな時代を偲びながら現在の規制の激しいソープランドを眺めてみると、厳しい規制を潜り抜けた名店たちのたくましさと、当時と変わらない夢を売っていることに、敬意すら芽生えてきます。本来、大人の秘め事として在るべきで、子供の教育に宜しくないことであることは間違いないのですが、様々な家庭の事情を抱えたシングルマザーも増えている今の時代において、そういった働き方しか生きる選択肢がない女性たちを見下すことが道徳的な行為だと言えるのかは、甚だ疑問です。私的にはかつてのトラック野郎が人気を誇った時代のように、裸のサービスを行う女性たちも同じ社会の一員として描かれるような世の中になってほしいと切に願うところです。

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